2010年10月29日金曜日

ETOPO1 海底標高

海底標高を持っている世界の標高データは、以前はETOPO2(2分メッシュ)とETOPO5(5分メッシュ)が手軽でしたが、今はETOPO1(1分メッシュ)がメンテナンスされて最新版として維持されており、ETOPO2/ETOPO5はレガシー扱いですね。日本近海の海底地形も精度が上がっています。
ですが、NOAAのダウンロードページではどれを落してよいかよく判らない。またSimpleDEMViewerで使うにはbinで落して自分でhdrファイルを作成しなければいけないがよく判らん、という声がありましたのでここに使用法を記しておきます。

NOAAのダウンロードページへ行ったら、Download Whole-World Grids のところの binary をクリックします。図の赤枠のところです。ここで Ice Surface は南極とグリーンランドの標高は氷の表面で、Bedrock というのが地表の標高です。どちらでも以下の処理は同じです。grid-registeredとcell-regsisteredは1分ごとのメッシュの中央の値か、境界の値かの違いです。ここではcell-regsisteredを選択してください。
ダウンロードできるファイルのリストが表示されるので、etopo1_ice_c_i2.zipをクリックしてダウンロードします。i2が16bits整数、f4が32bits浮動小数点です。浮動小数点の精度は不要なので、データ量が少ない整数版にします。
ダウンロードしたファイルを解凍するとフォルダーの中にファイルが2個あります。.bin の方が標高データでこれのファイル拡張子を .bil に変更します。hdrファイルは仕様が異るので以下の内容に変更します。
BYTEORDER     I
NCOLS         21601
NROWS         10801
NBITS         16
ULXMAP        -180
ULYMAP        90
XDIM          0.016666666667
YDIM          -0.016666666667
以上でSimpleDEMViewerで読込めるようになります。図は100%サイズで作成した富士山中心の正射図法です。

2001/03/30訂正
NCOLSとNROWSの値を修正しました。
3/22付でデータが更新されていますが、16bitとtifが読めないですね。フォーマットが変わったのか、アップロード間違いなのか? 32bit float のデータだけは処理できますが。